News Letter

News Letter #01

  「私の白樺かごづくり。」 白樺の樹皮は、一生に一度しか採取できないとても貴重な存在。命を吹き込んだ作品を作ることを森と約束して、白樺と向き合いながら作品作りを続けて今年で12年目になります。 製作をはじめた当時、フィンランドやスウェーデン、日本国内でも大きな白樺かごは太幅の樹皮で編む方がほとんどでした。クラッチバッグやポシェットを編んでいたのはスウェーデンのUllaさんだけでした。 「美しく素敵な白樺かごをつくろう!」と最初に誰も作っていないデザインとサイズで根っこ留め具のクラッチバッグを製作しました。それから、細幅の樹皮で大きなかごを編みはじめることになります。太幅のかごは可愛らしい雰囲気ですが、細幅のかごは大人っぽいユニセックスな雰囲気に仕上がります。持ち手のハンドルは手のちいさな方でもしっかり持てるように細めです。 自分自身もそうだったように誰もが自然の中で暮らせるわけではなく、日々仕事や家事や育児、介護など毎日を過ごしていて、それでもほんの少しの時間でも目を瞑った瞬間に森にトリップできる。そんな作品づくりができたらと「森とつながる」という意味の「mori+ ayaco yoshioka」という屋号をつけました。 白樺にふれたときの優しさやあたたかさ、穏やかで包みこむような包容力。厳しい冬を乗り越えてきたからこその力強さも。 きっと、手に取っていただけたら、私の言葉よりもずっと深くその感覚を受け取っていただけると信じています。 明日、5/10(金)より “Envelope Onlone”にて「暮らしを編む、エンベロープのかご展」はじまります。   → Envelope Onloneへアクセス   photo©Envelope

News Letter #01

  「私の白樺かごづくり。」 白樺の樹皮は、一生に一度しか採取できないとても貴重な存在。命を吹き込んだ作品を作ることを森と約束して、白樺と向き合いながら作品作りを続けて今年で12年目になります。 製作をはじめた当時、フィンランドやスウェーデン、日本国内でも大きな白樺かごは太幅の樹皮で編む方がほとんどでした。クラッチバッグやポシェットを編んでいたのはスウェーデンのUllaさんだけでした。 「美しく素敵な白樺かごをつくろう!」と最初に誰も作っていないデザインとサイズで根っこ留め具のクラッチバッグを製作しました。それから、細幅の樹皮で大きなかごを編みはじめることになります。太幅のかごは可愛らしい雰囲気ですが、細幅のかごは大人っぽいユニセックスな雰囲気に仕上がります。持ち手のハンドルは手のちいさな方でもしっかり持てるように細めです。 自分自身もそうだったように誰もが自然の中で暮らせるわけではなく、日々仕事や家事や育児、介護など毎日を過ごしていて、それでもほんの少しの時間でも目を瞑った瞬間に森にトリップできる。そんな作品づくりができたらと「森とつながる」という意味の「mori+ ayaco yoshioka」という屋号をつけました。 白樺にふれたときの優しさやあたたかさ、穏やかで包みこむような包容力。厳しい冬を乗り越えてきたからこその力強さも。 きっと、手に取っていただけたら、私の言葉よりもずっと深くその感覚を受け取っていただけると信じています。 明日、5/10(金)より “Envelope Onlone”にて「暮らしを編む、エンベロープのかご展」はじまります。   → Envelope Onloneへアクセス   photo©Envelope